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自律神経について

 

自律神経は、筋肉、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる 副交感神経があります。その2つのバランス崩れるのが 自律神経の乱れです。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。


交感神経副交感神経を合わせて自律神経といいます。

交感神経とは
体の活動時や昼間に活発になる神経です。
具体的には、激しい運動、興奮や緊張時、恐怖や危機を感じているとき、頑張って働いているときなどです。
ストレスに反応して働くため、ストレスの多い現代社会では交感神経を必要もないのに高ぶらせてしまい、それが様々な症状の原因となっています。

副交感神経とは
安静時や夜などに活発になり、心身を休め回復させる神経です。
現代人はストレスが多すぎることで、交感神経が活発に働きすぎて、副交感神経の働きが低下しやすくなっています。
副交感神経が働かないことで体の回復力が低下し、様々な体の不調が起こってしまいます。

この自律神経の乱れストレスが原因で起こってきます。

 

皆さんは精神的なストレスばかりからくるイメージがあるのではないでしょうか?

 

違います

ではどのようなストレスがあるのか?

身体的ストレス
(長時間労働、重労働、睡眠不足、日光不足、食べ過ぎ,飲みすぎなど)
環境ストレス
(食品添加物、放射能、化学肥料、農薬、抗菌グッズ、薬 など)
精神ストレス
(仕事関係、対人関係、長く続く不安、悩み、不満 災害時など)
 
の3つがあります。
現在最も自然に治りにくいのは、精神ストレス・環境ストレスです


身体的なストレスの場合は休息すればある程度は回復するものですが、長期の休みをとっても回復しない体の不調は環境ストレスや精神ストレスが関与してることがほとんどです。

         

 

交感神経が活発になると
1筋肉の緊張状態が続く
2血流は体を動かす為に大きな筋肉に優先され、内臓や末梢には流れずらくなる。
3胃腸の働きが低下する為、食欲が減る。
4胃腸の働きが低下する為、便の調子が悪くなる。
5血管が収縮し血圧が高くなる。
6呼吸は浅く早くなる。
7心拍は増加しドキドキしやすくなる。
8交感神経が優位に働きすぎると、副交感神経の働きが低下する為、体が緊張してリラックスできず睡眠に支障が出る。

副交感神経が優位に働くと」
1筋肉は弛緩しリラックス状態
2血流は体を回復させる為、末梢や内臓まで行き届く。
3胃腸の働きが向上する為、食欲が出る
4胃腸の働きが向上する為、排便が安定する
5血管が拡張し血圧が安定する。
6呼吸はゆっくり、深くなる。
7心拍は減少し、落ち着く。
8副交感神経が優位になるとリラックス状態になり熟睡できる。

上述したように交感神経は活動する為に活発に働き、   副交感神経は体を回復、休息させる為に働きます。

日常生活の一例

例1
仕事で取り返しのつかない大きなミスを急に指摘されてしまった、、、

体は緊張して、ガチガチに固まる、負担を掛けてないのに体が重くつらい。

急に指摘された為、びっくりして心臓がドキドキして呼吸が荒くなっている。

さっきまで、すぐにでもトイレに行きたいと思っていたがびっくりするぐらいピタっと止まった。

明日上司や取引先に報告しなければいけない、、、、不安や恐怖の為、食欲が全然なくなった。

上司に報告したらなんと言われるだろうか、、、、不安や恐怖が頭をめぐってしまい、全然眠れない。

上述した例はストレスから交感神経が優位に働いてしまったことで起こる反応です。

 

 



肉体的な負荷によるストレスもあります。

 

 

例2
フルマラソンの後は内臓に負担が掛かると聞いたことはありませんか??

いろいろと説はありますが、自律神経の観点から考えると、42.195キロを走り続ける為には、常に体を動かし続けないといけません。
その為、体を活性させるには交感神経が優位に働きます。その状態で長時間体を動かし続けると、大きな筋肉に優先して血液を流し続ける為、末端や内臓に血液が流れにくくなります。内臓の機能が低下した状態で、走り続けるのですから、長く動き続ければ続けるほど、内臓に負担が掛かるのです。
体のエネルギーが不足すると、肝臓からエネルギーを絞りだし、分解して燃焼してしまうので、栄養補給の不足からも内臓に負担は掛かりますが、、、

例3
ボディービルダーの方や肉体を酷使することでおこる状態ですが、
一般の方の何倍も負担を掛けてトレーニングし続ける為、体が活性しすぎて交感神経が働きすぎてしまいます。その為、 交感神経の働きが低下してしまい、寝る状態をとってもリラックスできず、不眠症になってしまったり、活発に動かしすぎて※アドレナリンを出しすぎた反動で、不安症になってしまい、トレーニングを休んでしまうと、やたらと不安を感じてしまうことがあります。その不安を解消する為に休息をとらず激しい運動を毎日繰り返し行ってしまう、、、、
(最近はバランスを考えてトレーニングされてる方が多いです。一例として書いています)

※アドレナリンは交感神経が優位に働く時に分泌されます。様々なストレスを繰り返し、交感神経が優位になってアドレナリンを出しすぎると、分泌が追いつかなくなり、反動として不安や落ち込みが激しくなる場合があります。スポーツや災害時など一時的に力を発揮する分には良い方向に力が働きます。「ランナーズハイ」や「火事場の馬鹿力」など。

ただ、エネルギーを大量に使う為、肉体的な負担が凄まじく、長時間使い続けると体がもちません。

だから交感神経副交感神経を適所でスイッチのようにONとOFFを切り替えて体は安定した状態を保とうとするのです。


このように肉体的なストレスや精神的なストレスを長期にわたって繰り返すと交感神経が活発になり体に負荷が掛かり続け、回復の為に働く副交感神経の働きが低下してしまいます。それが自律神経の乱れです。